2012-05-09

S7X21 Reading is Fundamental レヴューみたいな独り言 その3

どこまで書けるか謎ですが、一旦切ったあと続いて書きはじめております。
あのまま書き続けると、びっくり絵巻な長さになっちゃいそうで、本当すみません(汗)

ではさくさくと続きをば。


SUPERNATURAL SEASON8のリアルタイムでのネタバレがあります!!
ネタバレを避けていらっしゃる方はご注意くださいませ!!


恐らくKevin君の車?でひた走る4人。
途中にガススタンドへ立ち寄り、Kevin君が眠る車にガソリンを入れるDean、
お買い物をするMegとSam。Samは大きな両手にいろいろ2つずつ(笑)抱え込んで
お会計をしていると、TVでKevinの誘拐事件のニュースが流れます。
どうやら自分たちは誘拐犯になってしまったらしい。
Megは悪魔を発見。追ってきているのでしょうか。

ひとまず再び車中の人となり車を走らせていると、Cassから電話が。
可哀そうな犬が…と話すCassはどうやらオーストラリアのパースにいる模様。
Megが現在地を教えると、ばさばさっとわざわざMegの隣に現れるCass。
すでに喉をひきつらせている様子のKevinですが、「あなたも天使なの?」と尋ねると、
CassはKevinの鼻を押して「ぶー」…。

DeanはCassにさっきのはなんだ、誰だったんだと聞くと、
あれは我が懐かしの部隊の連中だよ、Hesterが指揮をとっているようだ。
と比較的まともな答えを返します。前に乗り出して(笑)
Cassが語るには、我々は地上を監視する部隊だった。
時にはとても退屈だったが。戦争も退屈、性も繰り返しだ。
まぁとにかく、私は彼らのリーダーだった。なにか奇妙じゃないか?

そんなまともCassが継続しているうちに?、
Samはさっきの天使はなんで今頃自分たちに怒ってるんだ?
と至極まっとうな疑問を呈します。確かになんで今ごろ?
しかしCassのスイッチはすでに切れて可哀そうな犬の話へリターン。
Deanが「Cass!車を止めさせるのか?なんで天使が追ってくる?!」と声を荒げると、
Cassはきょどきょど、と「怒ってるのか?なんで怒ってるんだ?」と訝しんでいます。
「いや、お、俺は…頼むから集中してくれ。」
声を落としてCassを怯えさせないようにするDean(笑)。
気を取り直したのか、Cassは彼らの説明をしてくれます。
「連中は怒っているんじゃない。規定に従っているだけだ。神の言葉が表に出ると、「キーパー」
が目覚める。このやっかいもののようなな。」(Hot Potatoて?英語ってPotato慣用表現多いよね。)
鼻をちょんちょんしてたらKevin君にやめてよ!と嫌がられるCass(笑)、
「とにかく、筆記する連中は、「キーパー」を砂漠に隔離して神の言葉を得ようとする。」
Kevin君は僕は砂漠でなんて生きれないよ!プリンストン行くんだから!と
これまでの「現実」にしがみつこうと必死ですが、
Dean達は、なんでだ?聞かせて俺らに使わせればいいじゃないか!そこは神の御業だ…と
華麗にスルー。
とにかくも、あの神の言葉を手に入れたいのならHester達をなんとかしなければならん、
というCassに、SamはCassは僕たちの味方だよね?と尋ねますが、
Cassはもう戦わない、自分は蜂を見ているのだ、と、
このリヴァイアサン騒動に加わるつもりはない様子です…。

Rufasのキャビンに到着した一同は、天使たちから身を隠すため、
みんなでおうちにペイント、ペイント…。
「天使さよなら呪文」は、自分も飛ばされちゃうからやめてくれ、というCassがかわいいです。
部隊の連中に見つからない限りはね、と答えるSam・・・

Deanは腹減ったろ、上が落ち着いたら(天使除けが完成したら?)飯だな~。
と言いながら地下にKevinを連れて行きます。
相変わらず石板を抱きしめたままのKevin君、
Rufusの名残満載のものものしい地下室を見て、
「Sex-torture dungionみたいだ!そうなの?」となんだか柄に合わないながら少年らしい(笑)
ことを一生懸命Deanに尋ねようとします、と、Deanは、鎌を振りながら(笑)
「Sex-torture・・・じゃない!
いいからこっち来て座って読んでくれるか」と
途方に暮れつつ机に鎌を刺します。ちょっと困っちゃうお兄ちゃんwww。

天使除けは完成したのか、座り込んで話すSamとCass。
「問題を抱えてるようだな。もともとの性格に由来するところもあるようだから気にしないこともあるが。」
などとやっぱり歯に衣着せないCass。
SamはCassを見ていいます。「知りたいと思ってたんだ。」
「私のことか?」とCass。
「私がお前から持って行った「荷物」のことだろう。」とCassが人好さげな表情を見せると、
Samは「俺はあれで崩壊したと思った。Luciferは見た?」と尋ねます。
Cassが答えて言うには、最初は見た、プロジェクターを通すように、
Samが見たものを後から見ているようだったということ。
それから、よりすべてが見えてきたと話すCass。
おかしなものだ、自分も終わったと思った。
私が犯したすべての罪の重さ、失ったすべての命や魂を、受け止めきれなかった。
私は、お前の痛みをもらうまで、見失っていたんだ。
助けになったと思うのも変な話だが・・・。

「あんたは俺を助けようとしただけだ。俺たちはみんなわかってるよ、
そして感謝してるんだ。」とSam。「良くなるように助けたいんだ、どんなことでも」
すると思いがけずCassは、
「良くなる?良くなるってどういう意味だ…?」とSamに尋ねるのでした・・・。


今回はまさにこの台詞をCassに言わせるためにあるような回だった気がします。
Cassの到達点、贖いの言葉、救いを求めているのではなく、ただわかったのだ、という言葉。
S7の冒頭での出来事から、ここまで観てきて、この台詞を聞けて良かったな・・・。と思います。


地下ではKevin君が真面目な学生の本領発揮でコツコツと神の言葉をしたためています。
その横では椅子に座り何かの台?に脚を載せて目を閉じるDean。
ふと、視界が揺らいで、怒涛の出来事にパニックが急に押し寄せ過呼吸に陥るKevin君。
Deanは慣れた風に目も開けないまま「Kevin、Kevin.」と呼びかけますが、
もはやパニック症候群なKevinは「こんなSupernaturalが生活に起こるなんてこと…!」
とわけがわからなくなっちゃってます。
ほれ落ち着けと肩をポンポンやりながら紙袋を渡してあげるDean。
紙袋でスーハーやって、Kevinがやっと落ち着いてくると、
DeanはKevinに落ち着いた口調で語りかけます。
「あー、なんて言ったらいいんだろうな?
おまえは「選ばれた」んだ。で、「選ばれる」ってーのはサイテーだ。マジで。
「なんで俺が?」って思ったって無駄だ。ってのも天使って連中は気にしねぇからな。
気にする必要もない装置みたいなもんなんだろう。
連中がなんかやろうとする時は、破壊しちまう。」

以前の自分に重ねてsympathyがこれでもか、なDean。
声を荒げてギリリ…という当時の激しさはありませんが(笑)、
いやってほどわかってる天使たちの在り様に、なかば諦念を感じているような様子。

そんなわかっちゃってる人のお話を今の状態で聞いたってすんなり納得できるでもないKevinは、
「僕はただ、USで初のアジアンアメリカンの大統領になりたいんだ…!」と、
とても純粋で真っ直ぐな夢を語ります。志が高いね…。
Deanもそう思ったかどうか、「じゃあ、「宿題」をやるんだな。」と言って椅子に再び腰かけるのでした。

SamとCassとの会話を途中までこっそり聞いていたMegですが、
途中で見つかった悪魔達と会うために出かけていきます。
トラックから降りてくる安っぽい感じの悪魔が2人。
Megは「言った通りに来たでしょう?」と笑いかけます。
悪魔たちはMegをCrowlyのもとに引き渡すつもりのようです。
Megは、悪魔たちにこちらには裏切り者の天使、Castielがいるのよ、
という情報をちらつかせて、あんたたち何人の分け前になるのかしら~、とかまをかけ、
「俺達2人だけさ!馬鹿じゃないからな!あっはっは」とお馬鹿さん丸出しな言質を取ると、
Megはとっとと「じゃあオッケー」とばかりにお2人様をやっつけてしまいます。

そのままキャビンへと戻ってきたMegがそ~っと中へ入ると、
その足元にはデビルズトラップが描かれ、3人が待ち構えていました。
まさか戻ってくるとはな!としてやったりの兄弟。
王の軍隊を連れてきたのか?というDeanに、
MegはCrowlyの兵隊2人を殺してきた所よ!と訴えます。
どうしたってMegを信用できない兄弟ですが、Megが今の悪魔世界の摂理、
Crowlyはどうしたってやっつけなきゃいけない、それにはwinchesters天使の力が必要なのだと
切々と語るのに、お互い訝しみながらもトラップを解いてあげることにしました。

にわかガンジーみたいになってしまっているCassは、
「これでいい。調和、コミュニケーション♪、これで問題はHesterだけになった」と嬉しそうです。
「どういうこと?」とMeg。 Cassは天使除けで目隠ししていたが、悪魔を殺した時、
Megがそれは明確な信号を発してしまった、と少しお茶目な様子で説明します…。
Megが動揺して「すぐにもっと強い天使除けやらなきゃ!」と言うや否や、
扉がズボーンと崩壊。

すでに怒り心頭のHester、現れるなり叫んでます。
「預言者を私たちから隠すなんて!!」
「…ごめんね?」とCass。
火に油、とばかりに「想像できうる限り最大限に堕ちたもんだわね!!」と投げつけるHester。
Iniasがとりなすように、
「頼む、Castiel、我々は規定に従わなければならない。仕事を全うさせてくれ。」と言うと
Deanが「奴は助けにならない。誰の助けにもだ。」と、なんで今そのフォロー?なことを口走り、
Hesterはすでに冷静な口調で「彼の助けはいらないわ。彼の許可もいらない。」と
Iniasに指示をするようにうなづきます。ばさりと消えるInias。
「預言者は今夜荒れ地(砂漠?)へ連れて行くわ。」とHesterがいうなか、
Kevinを捕えたIniasが現れます。

「いやいやいや、離せよ!!俺たちは明らかにおまえらのやらかした混乱を
収拾してやろうとしてんだろ? わかってんだろうが!」
とDeanがちょお、待てコラ!とまさしくその通りなことを訴えると、
殺伐とした空気におろおろとしていたCassが、
「彼の言うとおりだ。」
と言葉を発します。
「天使がリヴァイアサンを世界へ呼び戻した…。彼らはやめてくれと頼んでいたんだ。」
Hesterへ説明しようとするのに、Deanも「時間をくれ。預言者は大事にするから」と訴えます。

それを聞いたHesterでしたが、憎さ満面の表情で言い放ちます。
「なぜ、我々が、あなた達に何か与えなきゃならないというの?
我々から、全てを奪っていったあなた達に! 無礼にもほどがあるわ!
Castielが最初に地獄であなたの肩に手を置いた時に、
彼はおかしなところに迷い込んでしまったのよ!!」

この台詞!思いのたけが籠もりまくってますね。特に最後(笑)。
なるほどCastielは、Hesterにとっても敬愛する上司だったのよね。
それがこの綺麗なお兄ちゃんにたぶらかされて(笑)、果ては自分たちの世界までめっちゃくちゃに…
ご愁傷様です…。

「だから、あなたはツケを払わなきゃね…」と、ずんずんDeanに向かっていこうとするHester。
Cassが思わず間に入って「かつては守る対象だったじゃないか…」と止めようとすると、
もう、それは「ぷちん」と聞こえたかのようにCassに向かってスイッチが入っちゃったHesterです。
胸倉掴んでのグーパンチ連打。こぇーよ姉さん!!
もはや夜叉のような表情で「狂気はもうたくさん!!約束も!!新しい神も!!」
と殴り続けるHester。しまいには天使殺せるよサーベルをCassに向かって振り上げます。

助けに行こうとする兄弟の前には、どこからともなく現れた天使たちが指2本で制止。なんで指2本?
さすがにそれは…と止めに入るInias。
「残り少ない仲間なんですから…」と説得しようとしますが、
Hesterはふんがー!とげんこで殴り飛ばしてしまいます。

「あなたが自由意思を望むなら、これが私の選択よ!!」
とサーベルを振り下ろそうとするHester。もはやこれまでか、という瞬間に、
どうやって天使網をかいくぐったのか、
Megが背中からMeg用サーベルでHesterを突き刺したのでした光どばーで
崩れ落ちた背後から現れたMegに「Why?」な表情のCass。 「誰かがやらなきゃいけなかったでしょ。」と淡々としたMeg、天使救っちゃいました。
天使同士のいざこざなんて一番遠くで観てそうなのにね。ほうほう。(←謎)

天使二人で預言者とWinchestersを見守りながらの会話。
「奇妙な時代ですね。」
「いつだってそうだったさ。」
Cassの袖を未練そうにつかみながらInias、 「あなたが戻ってきてくれればいいのに…。」
「私はもう部隊の一員ではないんだよ、Inias。すまない。」
Iniasは本当にいい人天使ですね~。そしてCassのことが好きw。
よくこんなご時世で生き残ってこれたね。柔らかそうに見えてしぶとい(笑)

ペンを置くKevin。
Campusノートみたいなノートですが立派な対リヴァイアサン対策ノートの完成です。
ありがとう、とKevinにお礼を言うSam。みんなが扱える代物じゃない、とノートを持ちながら
Kevinにうなづきます。
Deanは「選ばれしもの」として、正しいことをやったな、とねぎらいます。

終わったのを見て取ったInias達は、「用意はいいか?」とKevinの肩に手を置きます。
Kevinは人から隔離されるのではなく、おうちに戻って守られることになりました。

天使達とKevinが去ったあと、早速ノートに目を通すSam。
どうやらスタートは「堕ちた天使の血」とそのまんまCassに血くれ。な内容。
Cassは「私のことはわかってるだろう?Winchesterのためならよろこんで」
と小瓶いっぱいに血を満たして渡してくれます。

これからどうするんだ?とDeanが尋ねると、Cassは穏やかに微笑んで
「わからない。」
どう返したら、と戸惑う兄弟に、「驚くことじゃないだろう?」と優しく告げて、
天使は姿を消したのでした。

悲嘆にくれる母、励ます捜査官の待つ自宅へ到着したKevin達。
喜びの再会にぎゅーとして、Kevinは天使たちを、自分を守ってくれるんだ
と説明しようとします。ところが「そうは信用できないなぁ」とつかつか天使たちに
歩み寄る捜査官。いきなり「ずぼー」と天使に拳を突っ込んで真っ黒にして殺してしまいました。
ありゃー、と思う間もなくGジャン、ラテン系のリヴァイアサンに変身
「Hello,Kevin」

♪End roll♪

という感じで。
いやー・・・。
久しぶりに書ききったよ。何時間だよ。びっくりしたわーもう。
こりゃもう、リヴァイアサンに石板握られて、時間との闘いになる流れですね~。
残り2話、どうなることやら。

だいぶ長くなってしまいましたが、おつきあいいただいてありがとうございました!
Mishaのインタヴューとか、Kevin君の中の人のインタヴューとか、
いろいろリンク貼りたかったのですが、あらすじ追うので精一杯でした…。
また来週書けることを祈って…(笑)。

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