2012-05-09

S7X21 Reading is Fundamental レヴューみたいな独り言 その3

どこまで書けるか謎ですが、一旦切ったあと続いて書きはじめております。
あのまま書き続けると、びっくり絵巻な長さになっちゃいそうで、本当すみません(汗)

ではさくさくと続きをば。


SUPERNATURAL SEASON8のリアルタイムでのネタバレがあります!!
ネタバレを避けていらっしゃる方はご注意くださいませ!!


恐らくKevin君の車?でひた走る4人。
途中にガススタンドへ立ち寄り、Kevin君が眠る車にガソリンを入れるDean、
お買い物をするMegとSam。Samは大きな両手にいろいろ2つずつ(笑)抱え込んで
お会計をしていると、TVでKevinの誘拐事件のニュースが流れます。
どうやら自分たちは誘拐犯になってしまったらしい。
Megは悪魔を発見。追ってきているのでしょうか。

ひとまず再び車中の人となり車を走らせていると、Cassから電話が。
可哀そうな犬が…と話すCassはどうやらオーストラリアのパースにいる模様。
Megが現在地を教えると、ばさばさっとわざわざMegの隣に現れるCass。
すでに喉をひきつらせている様子のKevinですが、「あなたも天使なの?」と尋ねると、
CassはKevinの鼻を押して「ぶー」…。

DeanはCassにさっきのはなんだ、誰だったんだと聞くと、
あれは我が懐かしの部隊の連中だよ、Hesterが指揮をとっているようだ。
と比較的まともな答えを返します。前に乗り出して(笑)
Cassが語るには、我々は地上を監視する部隊だった。
時にはとても退屈だったが。戦争も退屈、性も繰り返しだ。
まぁとにかく、私は彼らのリーダーだった。なにか奇妙じゃないか?

そんなまともCassが継続しているうちに?、
Samはさっきの天使はなんで今頃自分たちに怒ってるんだ?
と至極まっとうな疑問を呈します。確かになんで今ごろ?
しかしCassのスイッチはすでに切れて可哀そうな犬の話へリターン。
Deanが「Cass!車を止めさせるのか?なんで天使が追ってくる?!」と声を荒げると、
Cassはきょどきょど、と「怒ってるのか?なんで怒ってるんだ?」と訝しんでいます。
「いや、お、俺は…頼むから集中してくれ。」
声を落としてCassを怯えさせないようにするDean(笑)。
気を取り直したのか、Cassは彼らの説明をしてくれます。
「連中は怒っているんじゃない。規定に従っているだけだ。神の言葉が表に出ると、「キーパー」
が目覚める。このやっかいもののようなな。」(Hot Potatoて?英語ってPotato慣用表現多いよね。)
鼻をちょんちょんしてたらKevin君にやめてよ!と嫌がられるCass(笑)、
「とにかく、筆記する連中は、「キーパー」を砂漠に隔離して神の言葉を得ようとする。」
Kevin君は僕は砂漠でなんて生きれないよ!プリンストン行くんだから!と
これまでの「現実」にしがみつこうと必死ですが、
Dean達は、なんでだ?聞かせて俺らに使わせればいいじゃないか!そこは神の御業だ…と
華麗にスルー。
とにかくも、あの神の言葉を手に入れたいのならHester達をなんとかしなければならん、
というCassに、SamはCassは僕たちの味方だよね?と尋ねますが、
Cassはもう戦わない、自分は蜂を見ているのだ、と、
このリヴァイアサン騒動に加わるつもりはない様子です…。

Rufasのキャビンに到着した一同は、天使たちから身を隠すため、
みんなでおうちにペイント、ペイント…。
「天使さよなら呪文」は、自分も飛ばされちゃうからやめてくれ、というCassがかわいいです。
部隊の連中に見つからない限りはね、と答えるSam・・・

Deanは腹減ったろ、上が落ち着いたら(天使除けが完成したら?)飯だな~。
と言いながら地下にKevinを連れて行きます。
相変わらず石板を抱きしめたままのKevin君、
Rufusの名残満載のものものしい地下室を見て、
「Sex-torture dungionみたいだ!そうなの?」となんだか柄に合わないながら少年らしい(笑)
ことを一生懸命Deanに尋ねようとします、と、Deanは、鎌を振りながら(笑)
「Sex-torture・・・じゃない!
いいからこっち来て座って読んでくれるか」と
途方に暮れつつ机に鎌を刺します。ちょっと困っちゃうお兄ちゃんwww。

天使除けは完成したのか、座り込んで話すSamとCass。
「問題を抱えてるようだな。もともとの性格に由来するところもあるようだから気にしないこともあるが。」
などとやっぱり歯に衣着せないCass。
SamはCassを見ていいます。「知りたいと思ってたんだ。」
「私のことか?」とCass。
「私がお前から持って行った「荷物」のことだろう。」とCassが人好さげな表情を見せると、
Samは「俺はあれで崩壊したと思った。Luciferは見た?」と尋ねます。
Cassが答えて言うには、最初は見た、プロジェクターを通すように、
Samが見たものを後から見ているようだったということ。
それから、よりすべてが見えてきたと話すCass。
おかしなものだ、自分も終わったと思った。
私が犯したすべての罪の重さ、失ったすべての命や魂を、受け止めきれなかった。
私は、お前の痛みをもらうまで、見失っていたんだ。
助けになったと思うのも変な話だが・・・。

「あんたは俺を助けようとしただけだ。俺たちはみんなわかってるよ、
そして感謝してるんだ。」とSam。「良くなるように助けたいんだ、どんなことでも」
すると思いがけずCassは、
「良くなる?良くなるってどういう意味だ…?」とSamに尋ねるのでした・・・。


今回はまさにこの台詞をCassに言わせるためにあるような回だった気がします。
Cassの到達点、贖いの言葉、救いを求めているのではなく、ただわかったのだ、という言葉。
S7の冒頭での出来事から、ここまで観てきて、この台詞を聞けて良かったな・・・。と思います。


地下ではKevin君が真面目な学生の本領発揮でコツコツと神の言葉をしたためています。
その横では椅子に座り何かの台?に脚を載せて目を閉じるDean。
ふと、視界が揺らいで、怒涛の出来事にパニックが急に押し寄せ過呼吸に陥るKevin君。
Deanは慣れた風に目も開けないまま「Kevin、Kevin.」と呼びかけますが、
もはやパニック症候群なKevinは「こんなSupernaturalが生活に起こるなんてこと…!」
とわけがわからなくなっちゃってます。
ほれ落ち着けと肩をポンポンやりながら紙袋を渡してあげるDean。
紙袋でスーハーやって、Kevinがやっと落ち着いてくると、
DeanはKevinに落ち着いた口調で語りかけます。
「あー、なんて言ったらいいんだろうな?
おまえは「選ばれた」んだ。で、「選ばれる」ってーのはサイテーだ。マジで。
「なんで俺が?」って思ったって無駄だ。ってのも天使って連中は気にしねぇからな。
気にする必要もない装置みたいなもんなんだろう。
連中がなんかやろうとする時は、破壊しちまう。」

以前の自分に重ねてsympathyがこれでもか、なDean。
声を荒げてギリリ…という当時の激しさはありませんが(笑)、
いやってほどわかってる天使たちの在り様に、なかば諦念を感じているような様子。

そんなわかっちゃってる人のお話を今の状態で聞いたってすんなり納得できるでもないKevinは、
「僕はただ、USで初のアジアンアメリカンの大統領になりたいんだ…!」と、
とても純粋で真っ直ぐな夢を語ります。志が高いね…。
Deanもそう思ったかどうか、「じゃあ、「宿題」をやるんだな。」と言って椅子に再び腰かけるのでした。

SamとCassとの会話を途中までこっそり聞いていたMegですが、
途中で見つかった悪魔達と会うために出かけていきます。
トラックから降りてくる安っぽい感じの悪魔が2人。
Megは「言った通りに来たでしょう?」と笑いかけます。
悪魔たちはMegをCrowlyのもとに引き渡すつもりのようです。
Megは、悪魔たちにこちらには裏切り者の天使、Castielがいるのよ、
という情報をちらつかせて、あんたたち何人の分け前になるのかしら~、とかまをかけ、
「俺達2人だけさ!馬鹿じゃないからな!あっはっは」とお馬鹿さん丸出しな言質を取ると、
Megはとっとと「じゃあオッケー」とばかりにお2人様をやっつけてしまいます。

そのままキャビンへと戻ってきたMegがそ~っと中へ入ると、
その足元にはデビルズトラップが描かれ、3人が待ち構えていました。
まさか戻ってくるとはな!としてやったりの兄弟。
王の軍隊を連れてきたのか?というDeanに、
MegはCrowlyの兵隊2人を殺してきた所よ!と訴えます。
どうしたってMegを信用できない兄弟ですが、Megが今の悪魔世界の摂理、
Crowlyはどうしたってやっつけなきゃいけない、それにはwinchesters天使の力が必要なのだと
切々と語るのに、お互い訝しみながらもトラップを解いてあげることにしました。

にわかガンジーみたいになってしまっているCassは、
「これでいい。調和、コミュニケーション♪、これで問題はHesterだけになった」と嬉しそうです。
「どういうこと?」とMeg。 Cassは天使除けで目隠ししていたが、悪魔を殺した時、
Megがそれは明確な信号を発してしまった、と少しお茶目な様子で説明します…。
Megが動揺して「すぐにもっと強い天使除けやらなきゃ!」と言うや否や、
扉がズボーンと崩壊。

すでに怒り心頭のHester、現れるなり叫んでます。
「預言者を私たちから隠すなんて!!」
「…ごめんね?」とCass。
火に油、とばかりに「想像できうる限り最大限に堕ちたもんだわね!!」と投げつけるHester。
Iniasがとりなすように、
「頼む、Castiel、我々は規定に従わなければならない。仕事を全うさせてくれ。」と言うと
Deanが「奴は助けにならない。誰の助けにもだ。」と、なんで今そのフォロー?なことを口走り、
Hesterはすでに冷静な口調で「彼の助けはいらないわ。彼の許可もいらない。」と
Iniasに指示をするようにうなづきます。ばさりと消えるInias。
「預言者は今夜荒れ地(砂漠?)へ連れて行くわ。」とHesterがいうなか、
Kevinを捕えたIniasが現れます。

「いやいやいや、離せよ!!俺たちは明らかにおまえらのやらかした混乱を
収拾してやろうとしてんだろ? わかってんだろうが!」
とDeanがちょお、待てコラ!とまさしくその通りなことを訴えると、
殺伐とした空気におろおろとしていたCassが、
「彼の言うとおりだ。」
と言葉を発します。
「天使がリヴァイアサンを世界へ呼び戻した…。彼らはやめてくれと頼んでいたんだ。」
Hesterへ説明しようとするのに、Deanも「時間をくれ。預言者は大事にするから」と訴えます。

それを聞いたHesterでしたが、憎さ満面の表情で言い放ちます。
「なぜ、我々が、あなた達に何か与えなきゃならないというの?
我々から、全てを奪っていったあなた達に! 無礼にもほどがあるわ!
Castielが最初に地獄であなたの肩に手を置いた時に、
彼はおかしなところに迷い込んでしまったのよ!!」

この台詞!思いのたけが籠もりまくってますね。特に最後(笑)。
なるほどCastielは、Hesterにとっても敬愛する上司だったのよね。
それがこの綺麗なお兄ちゃんにたぶらかされて(笑)、果ては自分たちの世界までめっちゃくちゃに…
ご愁傷様です…。

「だから、あなたはツケを払わなきゃね…」と、ずんずんDeanに向かっていこうとするHester。
Cassが思わず間に入って「かつては守る対象だったじゃないか…」と止めようとすると、
もう、それは「ぷちん」と聞こえたかのようにCassに向かってスイッチが入っちゃったHesterです。
胸倉掴んでのグーパンチ連打。こぇーよ姉さん!!
もはや夜叉のような表情で「狂気はもうたくさん!!約束も!!新しい神も!!」
と殴り続けるHester。しまいには天使殺せるよサーベルをCassに向かって振り上げます。

助けに行こうとする兄弟の前には、どこからともなく現れた天使たちが指2本で制止。なんで指2本?
さすがにそれは…と止めに入るInias。
「残り少ない仲間なんですから…」と説得しようとしますが、
Hesterはふんがー!とげんこで殴り飛ばしてしまいます。

「あなたが自由意思を望むなら、これが私の選択よ!!」
とサーベルを振り下ろそうとするHester。もはやこれまでか、という瞬間に、
どうやって天使網をかいくぐったのか、
Megが背中からMeg用サーベルでHesterを突き刺したのでした光どばーで
崩れ落ちた背後から現れたMegに「Why?」な表情のCass。 「誰かがやらなきゃいけなかったでしょ。」と淡々としたMeg、天使救っちゃいました。
天使同士のいざこざなんて一番遠くで観てそうなのにね。ほうほう。(←謎)

天使二人で預言者とWinchestersを見守りながらの会話。
「奇妙な時代ですね。」
「いつだってそうだったさ。」
Cassの袖を未練そうにつかみながらInias、 「あなたが戻ってきてくれればいいのに…。」
「私はもう部隊の一員ではないんだよ、Inias。すまない。」
Iniasは本当にいい人天使ですね~。そしてCassのことが好きw。
よくこんなご時世で生き残ってこれたね。柔らかそうに見えてしぶとい(笑)

ペンを置くKevin。
Campusノートみたいなノートですが立派な対リヴァイアサン対策ノートの完成です。
ありがとう、とKevinにお礼を言うSam。みんなが扱える代物じゃない、とノートを持ちながら
Kevinにうなづきます。
Deanは「選ばれしもの」として、正しいことをやったな、とねぎらいます。

終わったのを見て取ったInias達は、「用意はいいか?」とKevinの肩に手を置きます。
Kevinは人から隔離されるのではなく、おうちに戻って守られることになりました。

天使達とKevinが去ったあと、早速ノートに目を通すSam。
どうやらスタートは「堕ちた天使の血」とそのまんまCassに血くれ。な内容。
Cassは「私のことはわかってるだろう?Winchesterのためならよろこんで」
と小瓶いっぱいに血を満たして渡してくれます。

これからどうするんだ?とDeanが尋ねると、Cassは穏やかに微笑んで
「わからない。」
どう返したら、と戸惑う兄弟に、「驚くことじゃないだろう?」と優しく告げて、
天使は姿を消したのでした。

悲嘆にくれる母、励ます捜査官の待つ自宅へ到着したKevin達。
喜びの再会にぎゅーとして、Kevinは天使たちを、自分を守ってくれるんだ
と説明しようとします。ところが「そうは信用できないなぁ」とつかつか天使たちに
歩み寄る捜査官。いきなり「ずぼー」と天使に拳を突っ込んで真っ黒にして殺してしまいました。
ありゃー、と思う間もなくGジャン、ラテン系のリヴァイアサンに変身
「Hello,Kevin」

♪End roll♪

という感じで。
いやー・・・。
久しぶりに書ききったよ。何時間だよ。びっくりしたわーもう。
こりゃもう、リヴァイアサンに石板握られて、時間との闘いになる流れですね~。
残り2話、どうなることやら。

だいぶ長くなってしまいましたが、おつきあいいただいてありがとうございました!
Mishaのインタヴューとか、Kevin君の中の人のインタヴューとか、
いろいろリンク貼りたかったのですが、あらすじ追うので精一杯でした…。
また来週書けることを祈って…(笑)。

2012-05-08

S7X21 Reading is Fundamental レヴューみたいな独り言 その2

こんにちは、拍手、ご訪問ありがとうございます。 宿題は休みの最後の日が終わりかけるまで手をつけない方のzappyです(……)。
来週のエピまでに21話を終わらそうと思っているとあっという間に間に合わなくなるのが
火を見るよりも明らかなので(汗)、日が暮れようとしているなか続きに取り掛かりたいと思います。
以下、独り言レヴュー続きです。


SUPERNATURAL SEASON8のリアルタイムでのネタバレがあります!!
ネタバレを避けていらっしゃる方はご注意くださいませ!!



一体どこに消えたのか石板…?!
というところから、今回初登場のProphet、Kevin Tran君の登場です。
前回端折ったオープニングでしたが(爆)、このKevin君が雷に打たれて
目が金色にバリバリしながらなんだか啓示を受けちゃったような感じでしたね。

Kevin君はハイスクールでAPクラス(Advanced Placement)で超多忙な生活を送っている
高校生、という設定のようです。
私はアメリカの進学制度なんて、とんと知らずで特進クラスにいる、くらいのことかしら。
と思っていたのですが、課外授業やらなんやらもこなさなきゃいけない、という
日本の「勉強だけ頑張って受験に受かれば難関大学へ!」とういのとはまた違う様子ですね。
大変だなぁ。
といろいろ調べているうちに妙にKevin君に同情するような気持ちになってきてしまったのですが、
そんな一心不乱にがんばっているKevin君にまたSPNの神様得意の「選んじゃったもんねー」
という無情な仕打ち。預言者と言えばChackが思い浮かびますが、私も大好きなChackは、
意外とちゃっかり預言者であることで身上をなんとかしちゃったり、うまいこと活かしちゃってる感じ
でしたが(笑)Kevin君の方はいかにも迷惑この上ない感じですよね…

そんな本人もなんだかさっぱりわかってない状態で意外と才能あるんじゃないか?
な勢いで石板をかっさらったKevin君でしたが、「あっ!!」という場面すら挿入されることもなく
Samに見つかって追いかけまわされます。
この追いかけっこ、すばしっこい子供をおっきなSamが追いかけまわすような、
「いや、Sammyやっぱりおっきいな~~!!」と思いつつもお互いのおたおたっぷりが
ものすごく笑いを誘う…。(笑)
今更ですがこういうシーンがある度にJaredとバランスを保っているJensenやMishaは
やっぱり背高いんだな…。180以上あるんだもんな…と妙に実感します。
アジア人はやっぱり平均値が小さいんだろうね…。

事件ものとかではまず無いような、なんだかえらく情けない感じの追いかけっこの末、
メグの一撃で捕まったKevin君、泣きそうになりながら「殺さないで!!」
殺さないからそれ寄越せ、とSamが石板を取り上げようとしても、Kevin君は離しません。
離せないのだ、自分が持つことになっているのだ、なんでか知らないけど!
と訴えるので、ひとまず病室へ戻って話を聞くことに。

一方、Megの予想通りDayroomでCassを見つけたDean。
ぽつねんと腰かけるCassに語りかけます。
おまえ今「神の言葉」を壊したの、わかってるか?
Samのこと、なんだろう?Samから檻で傷んだ記憶を取って、
それがおまえを駄目にしちまったんだろう?
みたいなことを聞いてみるのですが、
Cassは私が取ったのはここへ来るための全部だ…
みたいな、穏やかな表情でやっぱりおかしな方向へ。
Deanが何言ってんだよ、man?と聞くと
おまえが違う答えを聞きたいのは分かっている、とすまなそうなCass。
Deanはそうだ、俺はおまえにリヴァイアサンを倒すのを手伝ってほしいんだよ、
と訴え、自分がしたことを覚えているか?と問いかけます。
するとCassはやおら、傍にあった"SORRY!!”というタイトルのゲームの箱を
掲げ持ちます。「Sorry?そう言いたいのか?」と訝しげな表情をするDeanでしたが、
CassはそれをDeanに見せるようにしながらバサッとひとふり。
いつの間にか卓上には"SORRY!!”のゲームボードがセッティングされています。
着いていきかねて眺めるDeanに、Cassは「先行がいいか?」と上目づかいで尋ねるのでした。

一方、病室でベッドに座って石板を抱え込むKevin君を見下ろすSamとMeg。
自分にわかってるのはただ、これは自分のための物だということだ、というKevin。
だけど、それが何かもわかってないだろ?と聞くSamに、首を振るKevin君ですが、
鞄を開けて割れた石板を取り出してみると、アラ不思議、Kevin君が手にして割れ目を
合わせると割れた部分は修復されて元の姿に戻ってしまいました。

Dayroomでは、結局ボードゲームにつきあっているDean。
Cassが人類の進化について語るのを聞きながら
メタトロンはどこにいるんだ?生きているのか?
などと質問を試みますが、Cassは「はじめに戻る」だよ、
といきなりゲームの話。辛抱強く駒を動かしつつ
メタトロンは多くの悪いものを倒せるんじゃないかと思うんだ、
これは重要なことなんだよ。と言い聞かせるように語ると
ここは"SORRY"の世界なんだ、なぜ私がお前の不幸から富を得なければならない、
しかしルールがある。私が作ったものではないが、と
ゲームの話なのか判然としないような受け答えをするCassに、
その言葉をとらえてDeanはおまえも一部は作っただろう!と訴えます。
答えを待つDeanに、「…お前の番だよ。」とゲームボードを指すCass。
たまらず、卓上からゲームボードを弾き飛ばして
「ゲームは忘れろ!!」と叫んでしまうDean。
叱られた子供のように俯いてしまうCassに、
DeanはCassの目を覗き込むようにもう一度、
「ゲームは忘れろ、Cass」と優しく言います。
「すまない、Dean」と謝るCassでしたが、
Deanは、いいや、お前は「"SORRY"のゲームをしている」だけだと少し悔しそうに言うのでした。

Kevin君は石板を見ながら「これは何かの書き物だ…」
それはわかってるんだ、というSamに、「リヴァイアサンて何?」とKevin君。
読めるのか?なんて書いてあるかわかる?と驚くSam。
他人の眼鏡を通して見ているみたいだけど、考えるよ。とたどたどしく読み始めるKevin君です。
リヴァイアサンがどこから来たか、神はそれを遠くに封じ込めた、
リヴァイアサンって現実にいるんだね?とおびえた様子で尋ねるKevinに、
Samはそうだ、存在する、ここにいるんだ。倒す方法は書いてある?と重ねて尋ねますが、
Kevinはどうかな、これは「読み物」みたいには書かれてない。集中しないと…。
がんばろうとするKevinの横で、Megの目にしゃきーんと黒いシャッターが降りて、悪魔レーダー作動。
Megの黒目に「どぅわぁぁ!」と飛びすさる勢いで驚くKevin君。怖いことばっかりだね。
「Hey,Hey,hey・・・!」とSamはなだめようとしますが、そうこうしてるうちにぱしゃーんと
蛍光管が割れて悪魔よりも怖い天使さん達が現れ、Megを吹っ飛ばしてしまいます。

そして平和なDayroom。
もはや脚を投げ出して(長いよ)、気分も投げ出しがちな様子で、
ゲームの駒を拾い集めるCassを眺めるDean。
ふとCassが顔を上げたのに、「なんだ」と尋ねると、
なんだか嬉しそうに「Samが天使と話してる」と目を輝かせます。

病室では、おっかない顔をした女性の天使さんが「悪魔とWinchester、また!!」
となんだかキレキレな様子。SamがKevinをかばおうとすると、「預言者から離れなさい!」
とキレキレです。Kevin君は「誰?誰?僕?!」とおびえてオロオロ驚きっぱなし。
石板の保持者を連行しなさい、悪魔とラヴァー(笑)は殺して、と一方的な天使さん。
Megは隠し持っていた対天使サーベルみたいな銀色のあれで、天使その2に切り付けます。
「どこで手に入れたの!」と天使その1(おばさん)がまなじりを釣り上げているところにCass登場。
Kevin君はどこからともなく現れる人たちばっかりで息も絶え絶えです。
「やぁ、Hester(天使その1)」と嬉しそうに語りかけるCass。
「あんた…。」とHester。キレるよね。そりゃね。

地味にいい人天使その2、Iniasは「生きてたのか…」となんだかCassとほのぼのムードですが
Hesterは眉間にしわを刻みながらCassにつめよります。
「何人もの天使を破壊して、恐ろしい演説を残して消えて…あれはなんだったのよ!!!
そりゃそーだよね~。Samの堤防とかのレベルの話じゃありません。
CivilWarはどうなったんじゃ。Cassがいなきゃ統治するものもないような右往左往状態
だったんじゃないんけ?なんだかんだで機能してたの?天下分け目で二人ともいなくなったんじゃ…?
とみんなが思ってましたよね。そりゃもうドラマの構成上触れるわけにもいかなかったんだろうけど。

Cassはこれまでと同じように、「答え」が欲しいんだね、と言いながら、
哀しいくらい一生懸命その場を和ませようと、また指を引っ張らせようとします。
こんなピリッピリの空気の中でそれが叶うはずもなく、どんどんうろたえていくCass。
すると、「Hey,」というDeanの声。
みんなが振り向くと、さよなら天使さん呪文を一生懸命扉に書いていた様子。
久しぶりにばーんと扉に手を叩きつけてさようなら!!Cassも一緒に飛んでっちゃったけど!
久しぶりなのによく間違えずに描けたね、Dean。えらいぞ。
毎度このシーンの度に、Deanが「くっそ、こんにゃろ!」って言いながらこっそり必死で描いてる姿を
想像してなんだか微笑ましくなります。ばれずに間に合った時のドヤ顔がね…。

よし、これで3,4時間は稼げるぞ。
その武器、どうやって手に入れたんだ?
みたいにすっかり、どんどん先に進もうとする面々のなか、
「なにが起きてんだ!!!」「なんだよこれ!!」とパニック状態のKevin君。
半泣きの少年にやっと気が付いたDeanは「なんだコレ?」
「あー、コレはKevin Tran。APクラスの高校生。」と場にそぐわない紹介をするSamなのでした。

Deanが一生懸命Cassと会話をして情報を得ようとしている間に、
いつの間にやら壊れたCassどころか石板そのものを読む少年、が登場していて
Cassは吹っ飛ばしてしまいましたが、どうやら先に進めそうです。
石板は「リヴァイアサンをやっつけるレシピ本」というよりは「非常事態用覚え書き」みたいな内容
のようですが、ひとまず天使レーダーのMegを伴ってRufasのキャビン(だったのか…)に戻り、
Kevinに書き下してもらうことになりました。

案の定ですが、ものすごい長さになっちゃったので…一旦切ろうと思います。
つーか、場面ほとんど進んどらんやないかーい!!というセルフ突っ込みが炸裂しておりますが、
SamとKevinとMegのシーン、DeanとCassのなんだか物悲しいシーンがすごく好きで、
ちょっと一言一句な衝動に襲われてしまいましたよ…。
セリフばかりで読みづらくなってしまってすいません。
続きはざっくり書いてしまいそうな予感が満載ですが(死)、
よろしければおつきあいくださいませ。
ここまで読んでいただいてありがとうございました~!

2012-05-06

S7X21 Reading is Fundamental レヴューみたいな独り言

G.W.も残すところあと1日となりましたね。
今日は連休の中でも初夏のように天気のよいこどもの日、
会社から外をのぞくとビックリするぐらいの人が楽しそうに歩いていました…

前半から不安定な天気で遠出する方も気を揉まれたのではないかと思いますが
今日はみなさん「出かけるなら今のうち!!」という
気概を持たれた方が多かった気がします(当社比)
朝から電車が混んでること。明日からまた崩れるみたいですしね~(ハァ)。

急に思い立って書きはじめるのはもうここ数年いつものことになってしまって
自分でも反省の念がだんだんうすーくなり始めている…(-_-;)
と自省してはいたのですが、これまで拍手、ご訪問いただいていた方に
なんのお礼もないままS8に浮かれてたよ俺…!!
と気が付いて猛省いたしておりました(泣)。

ぺんぺん草的な風情の荒れ野原的なブログではありますが
ふらりと立ち寄っていただいた方、ポチリと拍手をしていってくださった方には
なんのご挨拶もできずに申し訳ありませんでした、とありがとうございました!
JensenとSPNを愛する気持ちだけは変わらず持ち続けておりますので!
どれだけ更新できるかさっぱり自信がありませんが、
またふらりと立ち寄った時にちょびっと更新されていたりしたら
へぇ~、まだ続けてるつもりあったのか…(ぐっっ…)
ぐらいに眺めてやっていただけたら幸せです。


そんなわけでS7、半ばで1度さらっと「好きだ…」!とのたまったきり、
シーズンも佳境の21話まで来てしまいました。
S5あたりでの兄弟の仲の不安定さに観ているのが辛かった時期を顧みれば、
またS6初めの、なんかDeanがどうなの?!どうするの?!な時期を思えば、
このシーズンは兄弟の仲が安定しているというだけでどれだけ心安く観られたことか!
久しぶりにシーズンプレミアから見直したくなってみたり、
1話1話がしっかりおもしろかった気がしています。
リヴァイアサン系のお話はどうにも「む~ん?」という感想のエピが多かったのですが
今回はおもしろかった!!
以下、感想など。(前置きが長い)


ここからはSEASON7のリアルタイムなネタバレのお話になります。
ネタバレを避けていらっしゃる方はご注意くださいませ!!


今回はもうCass、そしてCass、のエピでしたね。
兄弟二人で超常現象に立ち向かう、という根本的な設定が戻ってきて
安心して楽しめるわ~、と思いながら観進めていたのですが、
エマニュエルさんの登場、(Naked guy…)
Cassが二人の間にいる画像を久しぶりに観ると
このバランスも好きだったなぁと今更ながら実感しました。
前回登場した時にSamのCage-battleの記憶を自分に移して、
文字通り壊れた天使になってしまったCassを、その方が安全だ、と
メグとともに病院に残して立ち去った兄弟でしたが

(いや、ビックリしましたけどね!「え?そんないろいろあっさり?
そりゃ残りの話数でケリ着けなきゃいけないいろいろを考えれば
気持ちもわかるけどさ!でもCass生きてました、記憶戻りました、
Samごめん、直せないけど移すことはできるかも。Samすっきり!
Cassは壊れちゃいましたが病院にいるから大丈夫。じゃ!
って、ぇえええ?!」と、しばらくぽか~ん・・・としちゃいましたよ…。)

まさか、そのままで終わりなわけは!!な通り、
ほほう、そう来たか!という展開となりました。

前回のエピで、24よろしくリヴァイアサンズから何であるかよくわからないものを
奪還した兄弟は、持ち帰ると、雷鳴が轟く中ハンマーでそのなんだかわからないものを
かち割ります。その辺りの「とりあえず割ってみる」大味な兄弟がとても好きです。
なんていうか、これまでずい分散々な目に合ってるのに、懲りないよね…ふふf
お兄ちゃんが雷が鳴り響くのに「ちょ、待て、やめろ」って言ってる感じする?
とSamに聞いて「う、うん…」と言いつつもばかっ。とかち割った中には、
今回は呪いとかじゃなくて石板が入っていました。よくわかったね。

しかしその石板はSamがハイスペックなスキルでネットの海を探し回っても
なんだかよくわかりません。なんだろねー。と言ってるところにメグから電話。
「Cassが起きたって!」。
話し中なのにでっかい声でメグに「いつ!」とかDeanが言い出しちゃうので、
Samはそれはもう自然にスピーカフォンに切り替えます(笑)

病院へ行ってみると、いわくありげに「その人たちはいいのよ」
と病室へ案内するメグ。看護師姿も堂に入ってます。
病室には患者衣の上にトレンチコートなCassが立っていました。
どうでもいいですがネクタイもなく所在なさげな患者衣にトレンチコートのCassは
なんだかとても頼りなさげで一回り小さくなってしまったような印象を受けます。
無垢な感じがとてもしたので、製作者の狙いは当たったような。(←対自分限定)

何を言い出すかと身構える、不思議な緊張感の中、久しぶりに聞く
「Hi,Dean・・・Sam.」
なんだかほっとしたように「Cass.」とDean。
と思えばいきなり「Pull my finger.」とな。
一同「・・・は?」となるなか、執拗に指を引っ張れとCassが言うので、
Deanは恐る恐る指を引っ張ります。
すると瞬間「ぱんっ!!」と当たりの照明が火花を散らしてお部屋は真っ暗。
ちーん・・・。という感じのなか、どうやらCassは場を和ませようとした?様子。

メグがスタンドに裸電球をセットしつつ、兄弟はCassに語りかけます。
「で、自分がなんなのか思い出したの?」とSam。
Cassはもちろんだ、と言いながらにわかにお庭で蜂を追っかけたお話を始めます。
どうやら、やっぱりどこか壊れた様子のCass。
会話も通じているんだかいないんだか、もともと超越した感のあるCassですが
このCassはわかってはいるようだけどレスポンスがどっか行っちゃう感じです。

目が覚めた時、「ぴん!」と音がしたんだとCassが言うのに、
ちょうどこの石板を取り出したんだよ、と石板を取り出すと、
それでわかった、とCass。どうやら天使メタトロンの書いたもののようです。
メタトロンをメガトロンと勘違いしたSamが「なんでトランスフォーマー?」と??ですが
いつもなら映画ネタでボケるののは兄貴の専売特許(笑)なので、
素でボケる弟に気まずく(それはメガトロン!メタトロンだ。)と2回も教えてあげます。
どうやらメタトロンという天使は、神の書記のような役割の天使で
創造がなされた時にその創造物を書きとめていたようです。

メタトロンと言えば、懐かしい話ですが「天使禁猟区」という漫画では赤ちゃんみたいな描写されてましたよね。
と思い出しつつ

で、なんて書いてあるの?とCassに聞きますが、
これは天使向けには書いてない、読めない、と。
いきなり手詰まりになってしまって、見かねたメグが「貸して」と
手を出そうとすると、Deanは「下がってろ!」と強い口調で拒絶します。
メグは「その悪魔は下等生物みたいな扱いはウンザリよ!」などと言い合いに。
挟まれたCassは「争いはキライだ・・・」と石板を取り落して姿を消してしまいます。
石板はがっしゃーんと割れて置き去りに。
DeanはCassを何とかするからおまえはこの「神の言葉」を拾っといてくれ。
と言い残してメグがCassはきっとそこにいるというDayroomへ。

メグをとりなそうと追いかけて病室を出るSam。
話している間に背後で扉のしまる音が…。
無人のはずの病室へ戻ると、そこに落ちていたはずの石板が忽然と消えてしまいました。

一体石板はどこへ…?!というところで、

書きはじめるととどまるところを知らない自分の癖をすっかり忘れておりました。
まだストーリーの出だしだというのに随分な長さになってしまって(前置きが長いのだ)、
だっていちいち面白いんだもん!
猫のほにゃららとか、端折ってますが(笑)

明日働いたら休みのはずなので、ひとまずここらで一旦切ろうと思います・・・。
どこまでも中途半端でごめんよお母さん(誰)。

2012-05-04

S8決定!!

毎度もう本当にお久しぶり過ぎてどこのどなたでしたっけ?
な状態になっておりましてアレ過ぎるのですが(大号泣)、
久しぶりに投稿画面開いてみたら、
ダッシュボードから投稿画面からすばらしく進化していて
なんだかもう 本当に本当に申し訳ございません…。
投稿画面がスクリーン全面に広がってて白い砂漠みたいになってるよ…。
おそろしいよ…。

なにはともあれです!!(無理矢理)

SUPERNATURAL SEASON8 決定!!!

やっとですね~~!!嬉しいですね!嬉しいですね!!
来シーズンはパパになった弟と、お兄ちゃんの楽しいシーズンが!!
ほぼ確定と言われ続けていましたが、
CWがconfirmしたよ!という情報が出てくれると
やっぱり「うっひゃー!やったよー!!」ってなりますね(^_^)!!

来シーズンはセラ嬢が降りられて、
カーヴァーさんが戻ってこられるという情報ですが、
セラ嬢の情感に訴えるストーリーはとても好きだったので、
去られると聞くと本当に残念です…。

なにかこう、SUPERNATURALという超常的な世界観のなかで、
そこはかとなく人としての倫理観に問いかけがあったりとか、
女性ならではであり、普通のscifiドラマとは一線をかくす要素のある
ストーリーを奏でることができる人だったような気がします。

カーヴァーさんが脚本書かれてたお話がすぐに出てこなくて申し訳ないのですが(汗)、
S1,S2の頃のストーリー展開がとても好きなので、
初期の頃の雰囲気が戻ってくるのならばそれも嬉しいなと思います。

ときにMishaは出演契約してるのでしょうか?
Jimさんは…?他のお仕事との兼ね合いもあるでしょうし、
情報が全然得られてなくて気になっているのですが
これまでの道のりでSPNファミリーの一員となった役柄のみんなが
大好きなので、これからのストーリーの方針やほかの仕事との兼ね合いなどで
難しいことも多いかもしれませんが、やっぱり出演してくれたら嬉しいな…と思います。

さて、G.W.も後半に差し掛かってますが
ひとまずおめでとうのブログ更新でした。

あたたかくなったり、ひゅっと冷え込んだり、
雨がものすごい勢いで降ったりしていますが
どうぞみなさまご健康にはお気を付けくださいね。