2008-12-31

暮れのご挨拶&Web Clapお礼

なんとか今年中に、途中になってしまっているEp-08を書き終ろうとがしがしやっていたのですが、もはやお出かけの時間になってしまったのであきらめました(泣)
のんびり行こうと思います…

今年もだいぶ後半になってからですが、勇気を出してブログを始めてみて、今まで知りもしなかった分野に興味を持つことができたり、今まで読ませていただいてばかりいたブログが、どれだけ時間と労力と愛情とをそそいで作られていたのかがわかったりと、自分にとってたくさんのプラスをもらえたなーと思います。
折角はじめたブログですから、細々とでも続けていけたらいいなと思います。
出会い、お話させていただいた皆様に感謝いたします。

そしてこんな辺境ブログにまでお越しいただいた皆様、ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

また12月30日に拍手くださった方、ありがとうございます!
反応していただけるとやっぱり嬉しいです♪
少しづつでも充実させていけるようがんばろうと思います。
書きたい事も、描きたい事もあふれかえっているのに追いつかずですが(笑)

それでは最後に、Happy Holidays!な映像を。
この2人本当に可愛くて好きです。もこもこ。


<Thanx to gypsyxsundayさん!>

それではみなさま、どうぞよいお年をお迎えくださいませ!

2008-12-29

WebClapお礼です。

12月28日の19:00、22:00、23:00にあったかい拍手をくださった皆様、ありがとうございました~!!

<23:02にメッセージくださった方>
楽しんでいただけていたらとっても嬉しいです(^^)!拙いブログですが、どうぞこれからもよろしくお願いします。JENSEN大大大好き同士(笑)、一緒に応援していけたら嬉しいです♪


ここのところへこみがちだったので、とっても励まされました☆
これからも精進してがんばりたいと思いますので、よろしければまた遊びに来てくださいネ!

2008-12-23

Ten Inch Hero US版DVDが…!!出るんですね!?

とうとう「Ten Inch Hero」のDVDが、2009年2月、発売になるようですね!

いや~待った甲斐がありました~!

と、いうか皆さんたぶん既にご存知ですよね、きっと(汗)
遅くてすみません~(^^;)
一応情報元を貼っておきますね。(こちらで教えていただきました。Miyelo様、ありがとうございます!)

Ten Inch Hero Blog

2009年2月の発売ということなので、本当にすぐですね!嬉しいです!
しかもbonus materialがつくなんて、嬉しすぎです!
撮影風景とか見れたら本当に嬉しい(しつこい…)
同じく2月にはJensen出演の映画「My Bloody Valentine 3D」も公開になりますし、
お楽しみ盛りだくさんですね~♪♪

いつかこんな日が来ることを夢見て、
なんとな~くどんな映画かっていうのはちらほら見ましたが、
みなさんがUPしてくださっているTen Inch Heroの画像etc.
涙をのんで見るのを我慢していたので(見なさいよ…)、
ちょっと本当に小躍りしそうな勢いで喜んじゃってます(笑)

あとはもうJensenの映画公開にかこつけて、日本版がえいっと出てくれたりしたら言うことない…いえ、ありますね!っていうか日本で映画公開して~(泣)というのが一番ですよね!もちろん!

映画業界のしくみには詳しくないので馬鹿なこと書いてしまうようですが、
映画の上映って、やっぱりどこかの配給元が買い取ってくれないとどうしても駄目なんでしょうか。
単館などで上映されている小規模上映の映画みたいに、ファンがみんなで協力して、なんとかして日本で映画を放映することはできないのでしょうかね~。
とはいえもし公開されるのであれば、できるだけたくさんの映画館でどーんと放映してほしいですけどね(笑)。大画面でJensenが見たいよう(泣)←結局それだけらしいです。

祝!というわけでごく個人的に勝手に画像解禁(笑)
ここでどんな台詞しゃべってるのかとか全然知らずですが(爆)
めばりっぽいメイクだとなんとなくジョニー・デップにも似てますよね。Jensen。もみあげで頬がこけて見えるせいでしょうか。(そんなことないですか…?汗)二人とも目に色気のある俳優さんですよね。
今度はどんなJensenに出会えるのかしら♪
ひとまずFullで見ることができそうな目途が立って本当に一安心です。あーよかった~(><)!

<追記>

ものすごく今更な追記でアレなんですが、先日「Ten Inch Hero」で検索かけたらココが引っかかって、自分でビックリしてしまったので(笑)、念の為情報追加しておこうと思います。

2月の段階で発売が延期になったものの、2009年4月18日にDVDは発売になっています。
その時の情報はコチラでちらっと書いちゃってました(汗)。そのときに追記入れれば良かったんですが(汗)、至らずですいません~(汗)。
米Amazonにて購入できますが、おそらく別経由での販売になるためか、デリバリーできません、と言われてしまうかと思います。どうしても欲しい!という場合には裏技(?)がいくつかあるみたいですが(汗)。

ちなみに映画の感想は、先日コチラでUPしてます。ストーリーなどについては書いてないのですが、そのうち書けたらいいなぁ~、とそこはかとなく考えてます(笑)。
(2009/07/22)

2008-12-17

SPN SEASON4EP08"Wishful Thinking"その1

SUPERNATURALがお休み中ということもあって、
ちょっとゆっくりしようかな~と思っていたら知らぬ間にずい分時が過ぎてしまいました(笑)
それでも後半スタートまでにはまだ2週間以上ありますね…

昨日は週に一度のお楽しみ、「ドーソンズ・クリーク」の放送があったというのに、
いつもより45分も早く始まっていて、「あれ?」と思ったときには既に20分くらい過ぎていたので、
ちょっとやさぐれ気味です。(笑)Jensen~(泣)もうDVDを買わないことにはこの20分は埋められなさそうです…今日はこれから「SMALLVILLE season5」があるのですが、いくら観てもJensenは出てこない…(泣)
(ていうか出てきちゃったらSUPERNATURALに出演できてないのですから(笑)しょうがないですね。)

というわけで(?)そろそろ後半戦にむけて、おさらいを始めてみようかと思います。
ここからはSEASON4のネタばれ満載です。DVDを心待ちにされている方はご注意くださいませ。
また、思い込みと雰囲気で訳してますので、おかしな誤訳がたくさんあるかと思います。
お気づきの際は、笑ってお許しいただくか、ご指摘いただければ幸いです。


<Opening>
美女が一人シャワーブースで入浴中。
例によってアヤしい影が近づいてきます。姿は見えないのに、ガラスの曇りをふき取る手が…
女性はシャワーを止めて、タオルを取りに出ます。
髪が長い方はこうやって巻けばよいのか~と、ちょっと勉強になりましたが↓

こんな風に贅沢にタオルを使えるのはホテルだけです。
洗濯が大変でしょうがありません。(なんの愚痴…?)
しかもこの方、ちょっとふいたところでタオルを放ってしまいました。お母さんに怒られますよ!
もちろん、変な気配を感じて辺りをうかがい、「誰かいるの?」と呼びかけても
答える声は無く…ということで不安を感じて早く着替えようとしたのでしょうが(笑)
すると何ということでしょう。放り投げられたタオルは、床に落ちることなく、
人型に宙に浮いています。透明人間…?!
するとこの透明人間、「Hello,Mrs.Armstrong?」なんてしゃべりました!
Armstrongさん、びっくりして「キャーーー!!」


場面はSamとDeanが二人で食事をしているダイナーへ。
にぎやかな喧騒の中、Deanはショットグラスを次々と空けています。
その様子を見ながらも、Samは聞かずにはいられない、という感じでDeanに聞いています。
「だってそれじゃ意味わかんないだろ、Dean。なにも憶えてないって言うなら、なんでUrielは僕にDeanが地獄のこと憶えてるって言ったんだよ?」
「そりゃたぶん奴が「dick」だからだろ」もう一杯プハーと空けながらDean。
「そうかも知んないけど、それでも天使だろ?」
かたくなに言うSamに、Deanは答えます。
「街全部破壊しようって天使だぜ?」
そこへとってもKYな感じのウエイター登場。
にぎにぎしく二人に「あとは?何かいる?」と尋ねます。
二人とも「いや、いいっす…」と適当にあしらって、

ウェイターが去ってしまうとDeanは顔を上げ、
「ほんとに、Sam、なんでUrielがそんなこと言ったのかさっぱりわかんねえよ。」
するとSamがにわかに「Right.(わかった)」
Deanは怪訝な顔で「なんだよ?」
Samはマジな顔で言います。「よし、そしたら僕の目を見て、地獄にいた時のことは憶えてないって言えよ」
Dean、ちゃんとSamの目を覗き込んで答えます。
「俺は地獄にいた時のことはひとつも憶えてない、思い出せないんだよ、Sam。」
するとSam、「なぁDean,僕はただ助けになりたいだけなんだよ」
そこへまたまたウエイター現る。
「すばらしい!デザートタイムでしょ?でしょ?アイスクリームはどう?」みたいな感じでまくし立てますが、Samがいや、僕らはただ…と何とかさえぎろうとすると、このウエイター、勝手に「あ、じゃあお勘定だね?awesome!」とオーダーシートをぺいっと置いて去っていきます…。
二人で顔を見合わせ、Deanは出てけってさ、という感じで
「ここからどこ行く?」とSamに尋ねます。
Samはラップトップを開きながら答えます。
「あんまりわかんないんだけど、このところ悪魔が動いてる兆候もないし、すごく静かなんだよね。」
ビールを飲みながら耳を傾けるDean。
Samは続けて語ります。一つ怨霊っぽいのがあるかな。ワシントンのコンクリートの上の方で、女性のシャワールームで幽霊が出たって。
Deanはぶほっとビールをジョッキに戻しちゃう勢いで反応。
(Samに吹き出さなくてよかったね…)
ラップトップを物も言わずにパタンと閉じてしまいます。
その様子を見てSam,「ものすごく興味持ったのはわかるよ」と苦笑い。
Deanはお財布を取り出すと適当に何枚か引っ張り出して、
もう一枚お札がひらひら落ちちゃってるのも構わず(笑)、
「Woman?Showers?俺達救いにいかなきゃな!」と机に放り出します。
Deanがお財布を持ち歩いているのを見るたびになんでかビックリします。
Samはマネークリップみたいですけどね。Deanはお金なんて裸で内ポケットにクシャッと突っ込んじゃってる気が勝手にしてまして。何の財布使ってるんだろう。

ここで舞台は<Concrete,Washington>へ移動します。
DeanはSamをチャイニーズのお店みたいな所の前で降ろすと、ブロロロ…と走り去ってしまいます。
Samは聞き取り調査、Deanは現地調査、というところでしょうか。

Sam、店内で右腕を痛々しく吊った女性と話をしています。

シャワールームで幽霊に遭遇したと思っている女性(Mrs.Armstrong)は興奮冷めやらぬ感じで話します。
「私ってなんか霊感とかあるみたいなのよね。」
Samも「そうみたいですね。」と請合っていますが、どうやら何かの雑誌の記者に扮している様子。彼女は「それで、なんて言ったかしら、あなたが書いてる雑誌のタイトル?」なんて聞いてくるので、Samは「『SUPERNATURAL』です。いろいろ渡り歩いて、あなたののようなお話を集めてるんですよ。まぁとにかく、あなたが遭遇したお話を聞かせてくださいよ」と嘘ともホントともつかないようなお話でかわします(笑)
この時のSam、「Anyway!」と日本のおばちゃんよろしく手招きみたいな仕草をするのですが、(わかります?)、誤魔化し感いっぱいでちょっとおもしろいです。
Samが促して彼女が話し始めたというのに、Sam、そばの席でいちゃついてるカップルに思わず釘付け。それというのも、女性は今一緒にいるArmstrongさんにも引けを取らない美女だというのに、相手の男性はアキバ系もビックリの冴えない感じで、頭がなんとなくべたっとしてて、黒縁の眼鏡に、なんだかベージュ系の上下…なのです。
カップルのあまりの釣合いの取れていなさに、Samは眉間にしわを寄せる勢いで「納得いかねぇ!」と首を傾げながらようやくArmstrongさんのお話に戻ります。
ちょっと怪訝な顔のArmstrongさんですが、とりあえずお話を。
「それで、幽霊は追っかけてきたんですか?」
「それだけじゃないのよ!そいつ、私の名前を知ってたの!『Mrs.Armstrong!Mrs.Armstrong!』って叫び続けてたわ。その時に、階段にぶつかって落ちちゃったのよ。」
Sam、へっ?という感じで確認。「自分で落ちたんですか?そいつが押したんじゃないの?」
Armstrongさんは曖昧な感じで答えます。「ううん…わからないわ。押したんだと思うんだけど…」
「それには害意があるようには感じられなかったんですか?暴力的な感じには?」
Armstronngさん、心外だというように、「幽霊なのよ!生きてるのがラッキーだわ。とにかく、そこからおかしな風になったのよ。階段の下にいると、それが私を助け起こしたのよ!」
Samよく飲み込めずに「もう一回言って?」
「助け起こしたの!そして何度も言ってたわ。『どうかお母さんには言わないで』って。」
Sam、しばしの沈黙「…それは奇妙だね…」


店を出たSamは、おそらくArmstrongさんの事件現場と思われる家の玄関ポーチに腰掛けて、新聞を読みつつ待っているDeanのところへ歩み寄り、合流。
新聞から顔を上げたDeanに、Samは尋ねます。
「なにか見つかった?」
立ち上がりながらDeanが答えます。
「シャワーんとこでも、家のどこでもEMFは反応なし。この家はきれいなもんだよ。」
Samはうなずきながら、「驚かないな。女の人を階段から落とすなんて、"クレイジー"な感じがするよ。」
二人で歩き出し、Deanが言います。「Sam、本気でがっかりだよ。」
Samは聞きながら皮肉ります。
「裸の女性を救いたかっただけだろ?(You wanted to save naked women?)」
Deanは下↓の表情で激しく同意。
「Damm right I wanted to save some naked woman!」(笑)まんまですな。

と、二人が歩く前を少年の一団が駆け抜けます。
どうやら一人の少年を大勢が追いかけていじめているようですが、
ここはDean、ふざけて
「Run!Forrest,Run!」
なんて叫んでいます。トム・ハンクス主演の名作「フォレスト・ガンプ」の台詞のようですが。

ふたたび歩きながら、Samはここに来たことを詫び始めます。
「悪かったよ、Dean、ここでは何も起こってないみたいだ。」
すると、向こうの橋のほうで、何やら保安官らしき人と、おっちゃんが議論しているのが聞こえてきました。
Deanはそれをみて、「何か起こってるみたいじゃないか?」
二人は近づいて話を聞きます。
どうやら保安官だか警察官だかは、まともに取り合っていないようです。というのも、「Bigfoot」が実在する、なんて叫んでいるからでした。熊の足跡なら見たことある!ありゃーBigfootだ!とかなり興奮している様子。「FBIですが…」と割ってはいると、「なんだ、Bigfootのことで来たのか?」と問うおっちゃんに、「そうです、どこであったのか詳しく教えていただけますか?」と答えると、まともに聞いてもらえず憤慨していた反動か、おっちゃん喜んで教えてくれた様子。(なんだか昔のTVの「おりゃあ見ただよ!」ってインタヴューに答える農夫を思い出しますね。)

教えてもらった通り森の中を散策する二人。
「いったいこの町はどうなってんだ?」困惑した顔でDeanが言います。「最初は幽霊で、本物じゃなかった。今度はBigfoot現るかよ?」「どんなハンターでもBigfootは悪ふざけだと思うんじゃない?」とSam。Deanは「それか、ひょっとして誰か町の水道にLSDでも流し込んだんじゃないのか?」なんてことまで言い出します。
腑に落ちない様子で歩くのも束の間、
二人の目の前に、でっかい足跡が。
どーん。
見下ろす二人、不可解なものを見たときのDeanのお決まり(?)の台詞は
「Okay?」
とりあえずSamに聞いてみます。
「What do you made suppose THAT?(あれ、なんだと思う?)」
「That is? Uhh? a big foot.(あれ?えっっと…でかい、足だ。)」


足跡を追って、古い鉄道の駅を見つけます。
どんどん進んで、橋を渡り…
二人でトレッキングを楽しんでいるかのようですが、
この橋相当ボロボロですね。何気に二人ともビクビクしてたりして…

小さなリカーショップにたどり着くと、
そこにも泥だらけの足跡が付いています。

そして無残に破られた扉。ここでDean、Samと顔を見合わせつつ、またしても「Okay?」
二人、店に侵入してみます。
店の中は、大変な荒らされようです。
二人で辺りを見回しつつ、Deanは言います。「それで?Bigfootは酒屋に押し入って犬にお土産か?」ふと足下に砕け散っている酒瓶に目を留め、「Amaretto and Irish Creamか。女の子みたいな酒飲みだな」

※アマレット(リキュールとのこと)
ディサローノ・アマレット(Disaronno Amaretto)
アルコール度28度/エキス分26%

あんずの核を主原料に、17種の薬草やフルーツエキスを配合。現在各社から販売されているアマレットの元祖がこのディサローノ・アマレット。
アーモンドの芳香がするこのリキュールの起源は、「1525年イタリアのミラノ北部にあるサローノ町で、画家ベルナルディーノ・ルイーニが出会った女性に聖母マリアの姿を重ねて、キリスト生誕のフレスコ画を完成させた。その絵を進呈された女性が、返礼にリキュールを捧げた」という伝説。

※クリーム
ベイリーズ・アイリッシュ・クリーム(Baileys Original Irish Cream)
アルコール度17度/エキス分21%

蒸留酒とクリームをブレンドした。アイルランドの伝統的なウイスキーの飲み方を再現した、人気のリキュール。
(両方とも引用させていただきました。
参考HP:http://myuma.lolipop.jp/liqueur_Nuts.htm写真つきでいろいろなお酒を解説してくださっています。ありがとうございます。)

だ、そうです。二つの名前を合わせたんでしょうか。それか二つの酒瓶が砕けていたのかもしれません。なんにせよ、エラク甘ったるそうです(笑)

Samが雑誌棚のほうを見ている間、奥のほうでDeanはお酒の棚を物色しているようす。
あっなんかちょろまかした!こら!Dean!(笑)
そんなことには気づかずに、Samは真剣に調査中。
今度は雑誌を(しかも大人向け)をどうやら総ざらいでかっぱらっていったらしいBigfoot。
そしてそこにはこれみよがしにふわふわの茶色い毛束が。
それを見たDean、自分のことはしれっと棚に上げて
「もう1回言うぞ。この町で一体何が起こってるってんだ?」

リカーショップを困惑した様子の二人が出てきます。
そして店の前にあったベンチに、二人並んでシンクロ座り。見事に同時です(笑)。

なんていうか…という雰囲気のまま二人ともしばし無言です。
そしてDeanが一言。「わかんねぇ(I got nothing)」
Samは言います。「何かの冗談だろ?尻のでかい母ちゃんが、ゴリラの着ぐるみ着てるとか?」
「それか、Bigfootか?」とDean。「そんでやつはアルコールとポルノ依存症だって?David Duchovnyみたいだな」Samがなにも答えず流しちゃったので、一人「へっ」と気まずく笑うDeanです。
途方に暮れる二人の前を、一台のチャリンコが通過します。
可愛い女の子がしっかりヘルメットをかぶって、ちゃりんちゃりん。


そしてDeanの愛読誌をばさりと落としていった少女。
すっかりおなじみの雑誌ですが(笑)

「『Busty Asian Beauties』にはちっと若すぎるんじゃないか?」とDean。
あきらかにおかしげです。
二人は少女の後を追ってみることにしました。
こっそり茂みから顔をのぞかせるBoys。本当は最初にもっと遠くから、豆みたいにピョコっと顔を出すのですが、それがなんとも言えず可愛いんです(笑)その瞬間が手に入らず残念でした(泣)

少女は重そうなかごにいっぱいのポルノ雑誌を抱え、
リカーショップに戻しにきたようでした。かごのなかには「Sorry」の書置き。
どうやらBigfootは少女となんだか関係ありそうです。
少女のおうちにいるのでしょうか?
後を追っておうちまでやってきた二人はKnock Knock。
出迎えた少女に、お兄さん達、ちょっと上ずり気味の声で「Hello!」
「ご両親はいる?」とSamが聞くと、いないとの事。「いない…」とヘコんだSamに代わって、
今度はDeanが、しどろもどろに、聞いてみます。
「きみんとこにさ、あの、毛がふわっふわで…」

言い終わらないうちに少女が叫びます。
「彼、何か問題起こしたの?!」
なんだかとっても必死な少女。二人は顔を見合わせます。Samは少女を安心させるように言います「いや、全然、そうじゃないんだ。ただ、僕らは彼が大丈夫か見に来ただけなんだよ。」Deanも「そうなんだ。」とにっこり。
すると少女は言います。「彼は私のテディベアなの。」そしてささやき声で続けます。「彼、病気だと私思うの。」
それを聞いたDean、何を思ったか「Wow!びっくりだ!だって俺らは…」
そして自分とSamを指差して、内ポケットを探りながら小さくSamにうなずいてサインを送ります。
せーの、と二人でFBIのバッジをかざすと、
「俺らは、テディベア・ドクターなんだ。」
Boys、はちきれんばかりの笑顔で少女にアピール。
ちょっとバカっぽすぎた?という雰囲気の二人です(笑)。
すると少女、疑うそぶりも見せず、「本当に?彼のこと診てくれる?」と真剣そのもの。なんだか二人、釈然としないまま、まんまと潜入捜査に成功です。今までもずい分いろんな肩書きに扮してきましたが、さすがにテディベア・ドクターは初めてですよね、きっと(笑)。「Sure!(もちろん!)」と二人で請合って、案内されるままおうちの2階へ。
「彼、私のベッドルームにいるの。とっても機嫌が悪いのよ。」
少女のささやき声に合わせるように、そーっと寝室へ向います。

少女は寝室のドアをノックし、テディベアに呼びかけます。
「Teddy?素敵なお医者様が、あなたを診に来てくれたわよ!」
そしてゆっくりドアを開けるとそこには…
酒瓶片手にぐびりとやりながら
「Close the friggin door!!」(ドア閉めろよ!)
とひっくりかえった声で叫ぶクマ。
……パタン。
そしてフリーズ。
この顔!私ここであまりのおもしろさに、暗闇で一人大爆笑している所に旦那が帰宅して、かなりやばかったです(笑)
「ね?私の言ってることわかったでしょ?」と少女。二人はお互いの顔を黙ったまま見合わせます。すごい顔のまま(笑)
少女が言うには、「私が欲しかったのは、大きくて、本物の、しゃべるテディだったの。だけど、彼、今はいっつも悲しんでる。痛くて悲しいんじゃなくて、心が痛くて悲しいみたい。おかしなことをしゃべって、バスみたいな臭いがするの!」だそうで。(すみません、busみたいなにおい、とのことですが、バスでいいのかどうかわからずです(汗)どなたか教えてください~(泣))
とりあえずなんか言ってあげなきゃいけません。Dean、うーん、と少女に話しかけます。
「お嬢ちゃん」(Little girl,)
「Audreyよ!」
Audrey、きっちり訂正。おませさんですね。やっぱり女の子です。Deanはおよ、という顔で反応してちゃんと「Audrey、」と言いなおします。Deanのこういう子供を上から見下ろさない姿勢、とても好感が持てますよね。いっつもしゃがみこんで子供と目線を合わせて話すDeanは本当に素敵だと思います。ちなみに上の階段の写真で、Deanがやけに小さく見えるのは、DeanがAudreyが話すのにきちんとかがみ込んで聞きながら歩いているせいです。Jensenが自然とそういう風にしてしまうのかもしれませんね。
「Audrey、ちゃんというと、どんなふうにして本当になったんだい?」と尋ねるDean。
「お願いしたのよ。」とAudrey。
「お願いしたの?」とSamが聞き返します。
「『願いの泉』によ。」Audreyが説明するのを聞いて、Deanはふんふん、と何かを確かめたかったのか、もう一度テディベアに挑みます。(信じられないものを見た時って、何度か振り返って見直しちゃったりしますよね。…そんな感じかもしれませんが。)ドアをすーっと開けると、テディベアはTVを見ながら嘆いています。
「見ろよ!」言われたとおりにTVを見ると、もうもうと煙を上げて燃えている都市の報道映像のようです。衝撃的な惨状を淡々とアナウンサーが伝えています。テディベアはTVを観ながら続けます。
「こんな馬鹿げたこと信じられるか?」とテディ。
「あんまり…」とDeanが答えると、テディベアは「なんてひどい世界だ!」とさらに嘆きを深めている様子。と、いきなりぐりんっとDeanを見ると(Deanぎょっとして身を引きます)、「俺はなんでここにいるんだ?」と尋ねてきました。後ろから悲しげにAudreyが訴えます。「ティーパーティーをするのよ!」
それに答えるテディ。「ティーパーティーだって?!それで全部だってのか?」と、さも信じがたい、という感じ。
Dean、もはや固まったまま、回れ右してドアを閉めます。この表情、ちょっと茫然自失というか、ダメージでかそうです(笑)。
SamがAudreyに、「ちょっといいかな?」と許可を得て、Deanと二人Audreyに背を向けひそひそ相談を始めます。Samが「俺達…テディベアを殺すべきかな?」Deanがひそひそ叫びます。「どうやって?!撃つか?焼くか?」「わかんないよ!両方?」とSam。Deanが「大体どうやってやっつける方法探すんだよ!ってかこんなでかくて怒ってうんざりしちまってるテディをどうにかすんのなんて嫌だぞ!」と言うと、Samは「そうだよ。それにこのクマが問題の核心ってわけじゃない気がする。」と賢明なことを言います。この二人の表情(笑)。
二人は気を取り直してAudreyに向き直ります。
「Audrey?ご両親は、どこにいるのかな。」とSamが聞くと、Audreyは特に感慨も無い様子で答えます。
「お母さんはバリに行けたらなってお願いしてたから、バリにいるんだと思うわ。」
二人、なんじゃそりゃ、という表情をそれぞれ浮かべたあと、話をテディに変えます。Samはテディの状態について説明しようとします。「こんなことを言うのは残念なんだけど、きみのテディは病気なんだ。えっとつまり…」言いよどむSamにDeanが助け舟。「キャンディー病だ。」「そう、キャンディー病」とSamも同意。もうなんでもありなんでしょうか(笑)。Deanは「あのサイズのクマには珍しくないんだよ。しかも伝染するんだ」なんて言い出します。Sam、ここで「そうなんだ。だから僕達が治療する間、誰か、できれば大人の人で、きみがしばらく一緒にいてくれる人ははいないかな?」とうまく話を持っていくと、Audreyは「通りの向こうにHurleyさんがいるわ。」と答えるので、Deanは「ばっちりだ!」(Perfect!)。SamがAudreyに「よかった!よかったよ。そしたら何日かそこにいてもらいたいんだけど、いいかな?」
そしてDeanが問題の核心に迫るべく、Audreyに尋ねます。
「あぁ、それで、Audrey、その『願いの泉』はどこにあるんだい?」



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というわけで、前半だけなのにえらく長くなってしまいました(汗)。
しかも後半画像ばっかりですが(笑)
この回の二人は本当に場面場面で見せてくれる表情が楽しくて、ついついたくさん載せてしまいます。もう少し取捨選択の技を身につけないと…
続きは出来るだけ早いうちに書こう!と思っているのですが、挫けやすい性格なので(笑)のんびりペースになる予感がします。思えばこのEPが放送されたのももう一月以上前になるのですね~。そんなに前だっけ?という気もしますが。

それでは皆様、素敵なChristmasをお過ごしくださいね。


2008-12-03

X-File The Movie2 「I WANT TO BILIEVE」

映画を観てきました。
レディースデイではなかったので、
チケットぴあに寄って、前売り券を¥1,300で買っていったら、
ファーストデイとやらで¥1,000でした。12月1日の出来事。

…300円返して、と劇場の人に言うのは筋違い。

映画を観終わって、
プログラムでも買うべかな、と売店に寄ったら
「SOLD OUT」
と貼ってありました。

…プログラムが売り切れ、なんてことが、あるのですか…

なんとなく世知辛い世の中です。

映画の感想を書こうと思いますので、
ネタばれを避けていらっしゃる方はご注意くださいね。





X-Fileが終了してすでに6年の歳月が過ぎていますし、
ドラマ自体が9年続いた長寿ドラマですから、
最初の映画化から振り返ってもすでに10年く間が開いてしまっていますので、
今回の映画はかなり感慨深いものがありました。

なんというかもう、「どんな映画でもゆるしてあげよう」みたいな(笑)
親近感じみた思いが湧いてきてしまっているので、もはや私の評価はきっとみなさん参考になりません。

私が海外ドラマを好きになることができたきっかけをくれたのがX-Fileだったこともあって、
そう思うと「好きでいる期間」がもうずい分長いことになるんだな~と思い返しました。

今更ですが、FOXにこの映画の公式サイトがあったようなので、
貼り付けておきますね。
映画「X-File 真実を求めて

ここのサイトでは、丁寧なことに「X-Fileとは!」みたいなページが作ってありますので、
若かりし頃のデビッド・ドゥカブニー(パダレッキに匹敵する不思議な名前です)と、ジリアン・アンダーソンの姿を観ることができます。

最近のデビッド・ドゥカブニーは、なんだか困った依存症でメディアを賑わせているみたいですね。詳しいことはわかりませんが…SUPERNATURALでも、Deanに「デビッド・ドゥカブニーみたいだ」とか言われちゃってますし。(S4:EP8「WishfulThinking」)
SUPERNATURALでは、初期の頃からX-Fileに絡めたネタは割りと出てきてましたよね。
Pilot(1話目)では、FBIに扮したBOYSが本物の捜査官と擦れ違うときに、「Agent Mulder,Agent Scully.」なんて挨拶してみたり。
確かS2では、DeanがSamに、「俺がモルダーだよ。お前は赤毛の方!」なんて小学生みたいなこといってたりしましたよね(笑)。
ドラマの内容がかぶるのかといえば、実はSUPERNATURALでは、X-Fileのキーワードである(?)超常現象(paranormal phenomena)という言葉はほとんど使われませんよね。
「俺達の領域だ」と判断される要件(笑)は、おばけや、都市伝説に潜む異形のもの、であることであって現象そのものがクローズアップされることは少ないからかもしれませんね。なにせ生業が「お化けとかもろもろ退治」業ですからね~(笑)

そんな分析はさておき、映画の話でした(放っておくとSPERNATURALに行ってしまうようです)

今回の映画は、「I WANT BILIEVE」という往年の名台詞(?)が副題になっているとおり、異星人関連なのかな、と思いきや、超常現象という枠に入るもの、そして人生そのものに対して、「信じたい」という精神性
が全体的なテーマになっているようでした。
成熟した大人のドラマだったと思います。

なので、ドラスティックな展開や、スケール感の大きさなんかを求めて観てしまうと、少し物足りないかもしれませんが。「雪で閉ざされた空間」という、やや重苦しく閉塞的な舞台だったこともそう感じさせるのかもしれません。淡々と、一つ一つの駒を丁寧に追うようなつくりだな、という印象です。

私にとっては、それもX-File的な表現の一つなのかな~とも思えましたが。

そしてエンドロールの最後の最後で透明度の高いキラキラした海に浮かぶ一艘の船から、一生懸命手を振っていたモルダーとスカリーがとっても印象的でした。
なんとなく勝手に、X-Fileスタッフみんなの「長い間あきらめずに待っていてくれてありがとう」という感謝の気持ちを感じたような気がしてしまいました。

長い歳月を出演者も制作スタッフも、それぞれが積み重ねてこの映画に辿り着いたんだな~としみじみ。


SUPERNATURALもいつか映画になって、大画面で活躍する兄弟をみてみたいな…と結局はそこかい!
なしめになってしまってすみません…でもほんと映画化されたら嬉しいですね。